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「【APヘタリアMMD】September 」モーション解説

配布中のMMDダンスモーション「September」の修正方法について簡単にご説明させていただきます。
MMDモーション「September」

配布動画はこちらです。

モーションファイルの違い

zipファイルを解凍すると、vmdファイルが9つ入っています。
Sep-camera.vmd は動画で使用したカメラモーションです。カメラ作成の土台にでも使っていただければ。
立ち位置とファイル名
ダンスモーションは4種類。
no1、no2、no3、no4 まで、それぞれ2つずつあります。 ダンスの初期位置の正面左側から順にno1からno4です。

JPやROなどのアルファベットがついているものは、動画で使用したモデル用に微修正を入れたものです。
踊らせてみて、お使いになるモデルに合うほうをご利用ください。どちらもあまり変わらないようなら、アルファベットのついていない、ベースのほうのモーションをご利用の上、必要に応じて下記の修正を行ってください。

初期位置の確認

モーションをモデルに読み込んだら、まずは0fの状態を見てみてください。いずれのモーションデータも、0fは両腕を真下に下ろし、指は初期状態になっています。

腕の角度の確認

腕の角度確認
AKI式乱藤四郎ver.1.01(内番) にNo3を読み込んだ状態の0fです。
両腕が若干、外側に開いていますが、この程度なら許容範囲だと思います。
もし腕が大きく外側に向いていたり、逆に体にめり込むほど内側に曲がっている場合、実際に踊らせても腕が頭や体にめり込む可能性が高いと思われますので、踊らせて確認してみてください。
修正が必要な場合は、下記ページを参考に修正してください。
MMDモーション修正 - Aスタンスの腕の角度修正

親指0

親指0ボーンは使用していません。
親指0ボーン
親指0の初期位置は、モデルさんによって違いがあります。
0fで画像のように親指が斜め下くらいを向いていれば、修正は不要です。
親指の初期位置が真横を向いているモデルさんは、親指0ボーンを調整して斜め下に曲げてください。0fだけキーを打てばOKです。

修正作業

基本的に、一瞬だけ腕が突き抜けるくらいならあまり気にならないと思いますが、アップで映す個所などで目立ってしまうようなら、必要な部分だけ下記をご参考に修正してみてください。
下記の見本はNo3を使用しています。No1~No4まで、少しずつキーを打っているフレームが違うのでご了承ください。

なお、修正の際は補間曲線操作の「自動設定」はOFFが基本です。

膝をつく

ハイキックの後、膝をつく動きのところは、モデルの身長や足の長さによって修正が必要になる可能性が高いと思います。私なりの(たぶん割と)やりやすい修正手順をご紹介します。
1023f
No3の場合です。
まず1023fでつま先を確認してみてください。足の小さいモデルだと宙に浮いてしまっているので、足IKのY軸を動かして、つま先を地面につけてください。
足の大きいモデルで、逆に地面に足がめりこんでいる場合は、もちろん上に上げてください。

1023f 修正後
このように、左右の足IKを修正したキーを、1038fにコピペしてください。

しゃがんだとき、一番低い体勢になるのが1030fです。
膝が少し地面にめり込む程度なら、センターY軸を少し上に上げればOKですが、この図のように左右の足が重なってめり込むような場合は、他にもいくつかのボーンを修正する必要があります。

まず、左足・右足ボーン(足IKではありません)を回転させて、両足が平行に近くなるように修正してください。このときはまだ、膝が地面の下にめり込んでいても構いません。

その次に、センターボーンのY軸で、膝がちょうど地面につくくらいに持ち上げてください。
なお、もし両方修正してもダメな場合は、センターのZ軸を前後に引っ張ってみてください。

足の修正の後、手が地面にうまっていたり、逆に宙に浮いている場合は、手首ボーンのZ軸の回転で修正してください。指先が地面につくくらいで大丈夫です。

1030fの修正ができたら、その前後のフレームも同様に、左足・右足ボーン→センターY軸、の順番で修正してください。

再生したときに膝がプルプルふるえるようなら、1030fの前後の右足・左足ボーンはいったん削除してしまって打ち直したほうが早いかもしれません。キーを増やしてもOKです。補間曲線も、このあたりの右足・左足ボーンはナシでOKです。

手を叩く、合わせる

両手を合わせる動作が何ヵ所かあります。
No3だと、1303f~1305f、1332f、1887f~1899fなどです。
少し手が離れていたり、指が反対の手に少しささっている程度なら右手首、左手首のZ軸回転で修正してみてください。
手のひらをピッタリ合わせる必要はないと思います(私の動画でも、そこまで厳密に合わせていません)。

1303フレーム
もし、両手があまりにも離れていたり、この画像のように手が片方の手を完全に突き抜けていたりする場合は、右腕捩、左腕捩ボーンを回転させて修正してみてください。

両腕の捩りボーンを直しました。

以上、何かお気づきの点などありましたらご連絡いただけますと幸いです。

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