しかし全てにおいてコンデジが負けてるわけじゃないですよ! とは言っておきたい。
価格の安いコンデジでもiPhoneのカメラに勝る点
- ズーム
- 接写
センサーサイズではiPhoneと大差ない低~中価格帯のデジカメは、ズームに力を入れているものが多いです。カメラメーカー側も最近のスマホ事情はよくよく分かっているからここで差別化をはかっているのでしょう。
そしてもう1つ、ズームと比べるとあまり注目されないのが接写の性能。
先日わたしが購入したCanon PowerShot SX620 HSですが、1cmまで寄れます。
こんな感じ。
手編みのミニ帽子 |
操作全くせずにAUTOで撮った写真をWeb用に縮小しただけです。
糸はオリムパスのエミーグランデ<カラーズ>の734番です。
…手芸しない方にはピンとこないでしょうけどオリンパスではなくオリムパスですw
毛糸ではなく、かなり細いレース糸です。この帽子の直径は3.5cm。
ピントが合ってるところはレース糸の繊維まではっきり映り、そして3.5cmの小さな帽子の後ろ側はボケているのがお分かりいただけるでしょうか。
つまり。コンデジでも背景がボケた写真が撮れる! すばらしい!
インドアな自分にはズームはあまり活用できないので、このブログでは接写や背景をボカした写真の撮影に挑戦していきます。
「デジカメ買おうかな、でもスマホのカメラでもまあまあ撮れるしなあ」と悩んでいる方のご参考になれば幸いです。
とりあえず先に書いたように、安いデジカメのほうが勝るのはズームと接写です。例えば、人に慣れていない動物を離れた場所からアップで撮りたいとか。お料理や手作り小物の写真を画面いっぱいにキレイに撮りたいとか。そういう目的であれば買う価値あると思います。
それ以外の目的の場合、下手するとiPhoneのほうがキレイに撮れたりしますからね…。
それと、夜景をキレイに撮りたいとか、いついかなる場所と状況でも背景ボカした写真撮りたいとかであればぜひ一眼レフを買ってください。
コンデジで背景ボカすには工夫が必要です。
とりあえずちょっと試してみました。
Swarovski Crystal |
更にカメラを寄せて撮るとこんな感じ。
Swarovski Crystal |
…そもそも接写を試すのにクリスタルの小物を選んじゃうところがダメでしたね。「いかにクリスタルガラスの7色の光を写真に写せるか」に力が入ってしまう…。
この写真は実験なので完全AUTOで撮りましたが、作品として撮るならもっと調整しないと。ホワイトバランスなどいじればもう少しいい感じになりますから、「やっぱり安いコンデジは駄目だなー、画面暗いなー」とか思わないでくださいね。Canonの人に営業妨害で怒られてしまうw
次はもうちょっとデジカメの機能も使って頑張ってみます。
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