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【初心者向け】メーカー別MMD動画作成用のおすすめパソコン

MMDのためにPCを購入したいけど、「スペック表を見てもよくわからない」「自分で選ぶにしても、値段などの目安を知りたい」といった初心者の方の為に、各メーカーから必要スペックをクリアしたおすすめPCをご紹介していきます。

✅2022年版はこちらのページです

※ 2020年12月29日 内容更新

MMDが使えるPC

ネット上の報告や分析を総合すると、
  • 物理演算がマルチコア非対応の為シングルコア性能が重要
  • グラボはGeForce GTX760くらいが最低ライン。Radeonでも可
このあたりはMMDerの皆さんの共通見解のようです。
加えて、動画作成のことも考えるとマルチコアは有効ですし、編集作業の為にある程度の保存容量も必要になってきます。

以上の点を考慮の上、お手頃なPCを選んでいきます。
スペックに関する解説は「【初心者向け】MMD動画作成に必要なPCのスペック」をご参考にどうぞ。

かわいいノートパソコンとインテリア

一般の家庭用・ビジネス用の低スペックPCと、ゲーム用ハイスペックPCの中間にあたる「クリエイター用PC」のラインナップがあるメーカーは、実はかなり少ないです。

その、数少ないCG・動画クリエイター用モデルを出しているメーカーからご紹介していきます。

日本HP

世界最大のパソコンメーカー。米国企業です。
1年間の使い方サポートが標準でつきます。また、有料オプションで、電話やLINEを使ってOfficeやメールソフトはもちろん、他社のソフトやデジカメの接続まで指導してくれるサポートなど、初心者用のオプションが豊富に選べます。

HP ENVYというクリエイター向けの高機能PCシリーズを販売しています。
なお、この上にはPavilionというゲーミングPCシリーズと、更に上の超ハイスペゲーミングのOMENというのもあります。
ミニタワー型デスクトップ。
グラボは、NVIDIA GeForce GTX 1650 Super 搭載。Core i5-10400F、RAM16GB。MMD用としては充分なスペックがあります。
メディアカードリーダーとDVDライターもついているので、デジカメの写真の管理などにも活躍できますね。
ワイヤレス日本語キーボードとワイヤレス光学マウスがつきますが、モニターは別売りなのでご注意。(もちろん、カスタマイズ画面でお好きなモニターを追加して購入できます)
HP ENVYシリーズのモニター一体型タイプ。
保存容量は512GB SSD + 2TB HDD。グラボはGeForce RTX 2070 with Max-Q Design を搭載。31.5インチワイドディスプレイの上部には、ポップアップ式のWebカメラまでついています。
モニター一体型の薄型パソコンなので、コスパ的には割高で、同価格帯のセパレートのデスクトップよりも性能は低くなります。
とはいえ、薄型ワイヤレスキーボードにワイヤレスマウス、大型モニターまで全てセットになっているので、別売りのモニター買って接続して…といった手間も無く、すぐに使えて手軽でもあります。

正直、クリエイター向けやゲーマー向けの高機能Windowsパソコンで、オシャレなデザインのモデルはかなり貴重です。特にゲーミングパソコンは、ライトが光る派手目のデザインのものが多いので…。
高くてもいいから大画面でスマートで美しいWindowsマシンが欲しいという方にはイチオシです。

「ライトゲーマー&クリエイター向け」というPavilionの15インチ高性能ノート。
CPUは Core i5-10300H、メモリ16GB。グラボはGeForce GTX 1650。256GB SSD+1TB HDDと、データ保存も充分です。
ゲーミングノートは、CPUなどは高性能でも保存容量を最低限に削って低価格にしているモデルをよく見かけるのですが、その点Pavilion15は「ゲームにも、クリエイションにも」とうたっているだけあって、コンテンツ制作に必要なだけのストレージが最初から搭載されており、何も追加しなくてもMMDで動画を作成するのに十分なスペックです。

もちろん、画面の上にWebカメラとデュアルマイクがついていますから、お仕事のWeb会議やオンライン授業などにも使えます。

Dell

世界第二位のパソコンメーカー。米国企業です。
標準で電話サポート付き(9:00~21:00)。チャットやEメールでもOK。オプションで24時間電話サポートやPCだけでなくソフトウェアのサポートなどもつけられます。
実はこのブログの管理者はDellのXPSユーザーです。PCゲーマーなので!

セールが頻繁に行われるので、購入を検討している方は、公式サイトを定期的にチェックしておくのがおすすめ。【個人向け】お買い得・お役立ち情報のページで、オンラインクーポンが配布されています。

DellにはハイスペックPCのXPS、ゲーミングPCのDell G、超ハイスペックゲーミングのALIENWAREシリーズがあります。
Core i7-9700、メモリ16GB、GeForce GTX1650搭載。256GB SSD + 2TB HDD。(2020年5月12日時点)
私の使用しているPCとだいたい似た構成ですが、CPUは私が購入したものよりパワーアップしています。うちではMMDはもちろん快適に動くし、動画のエンコードもすぐに終わるし、データ保存容量もたっぷり。
前面にUSBスロット3つ(後ろにも更にあります)、SDカードスロット、DVDドライブもついています。デスクトップでも最近の安めのモデルはDVDドライブないものもけっこうありますが、MMDでいろいろ作ったデータのバックアップを取っておくのに、あると便利です。

キーボードとマウスは付属しますが、モニタは別売りです。
ゲーミング ノートパソコンDell Gシリーズの15インチノート。
4つのモデルがありますが、高額モデルはOfficeなどが追加された価格なので、MMD用なら一番安い「Dell G3 15 (3500) 【即納】プラチナ(120Hz・大容量メモリー・SSD+HDD・GTX1650Ti搭載)」で十分です。(2020年12月29日時点)
グラボは GTX 1650Ti。オプションで追加しなくても、標準で256GB SSD + 1THDDという、ノートにしては大容量の保存が可能。

ASUS

パソコンやスマホのメーカーで、台湾企業です。エイスースと読みます。
ゲーミングパソコンの種類が豊富です。
1年間のサポートがつき、サポートは受付時間9:00~19:00。年中無休ですが、プリインストールのOS以外のソフトウェアに関するサポートは行っておらず、初心者用のサポートオプション等は無いようです。
ゲーミングノート。CPUはCore i7-10870H、RAM 16GB。保存容量は 512GB SSD に加えて、1TB HDD。グラボはGeForce GTX 1650 Ti。
MMDにはかなり余裕のあるスペックです。
その上、解像度1,920×1,080、リフレッシュレート144Hzの15.6型高性能ディスプレイ。0コンマを争うゲーマーには必須かもしれませんが、MMDにはちょっとオーバースペックですねw
バッテリー駆動は6時間です。

パソコン工房

日本のパソコンの専門ショップ。「iiyama PC」という国内生産のBTOパソコンを販売しています。
私自身も以前にこちらのBTOパソコンを使っていたことがあります。
ショップブランドながら、サポートセンターは24時間対応で年中無休。また、日本全国に店舗があるので、家の近くに実店舗があれば、事前にPCの実物に触ったり、修理や下取りの持ち込みなどもできて便利で安心ですね。
パソコン工房のクリエイター向けPCシリーズでは、マンガ制作、音楽制作など、様々な目的別に最適な構成のBTOパソコンがラインナップされています。
MMDはおそらく「動画編集向けパソコン」が一番近いと思われるので、こちらのモデルをご紹介。
CPUは、Core i7-10700K。RAM 32GB、GeForce GTX 1650 SUPER搭載と、高スペック。ただ、データ保存が500GB SSD のみなので、MMDで動画を扱うには1TB HDD 程度追加するのがオススメです。
日本語キーボードと光学式マウスは付属しますが、モニターは別売りです。

TSUKUMO

こちらも秋葉原に本店のあるパソコンの専門チェーンで、ショップブランドのBTOパソコンを販売しています。
ゲーミングPCシリーズG-GEARのミニタワーデスクトップ。CPUはRyzen5 3600F、グラボGeForce GTX 1650です。

ストレージが500GB SSD のみなので、 MMD用に使うのであれば、オプションでHDDを1TBくらい追加したほうがいいでしょう。SSDは無しにして予算を浮かせてもいいし、そのままでもいいでしょう。Windowsの起動が快適になります。
なお、モニターが別売りなのはもちろんですが、キーボードやマウスもついていません。別途購入するか、買い替えの場合は今のキーボードとマウスは捨てずに取っておきましょう。
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